puffpuff0001 年金生活者のブログ 雨のち晴れときどき竜巻

年金生活その他についての考察あれこれ

2014-01-01から1年間の記事一覧

『足湯』と雑感(8)

残念、本当に残念だ。あんなに楽しみにしていた『足湯』に行けなくなった。 左膝の痛みが治まってようやく歩く事が出来ると喜んでいたのに。 12月22日、50メートル位で銀行と言う時、右膝が急に痛くなった。 痛さを我慢しながら歩いて銀行に行って用事を済ま…

『足湯』と雑感(7)

住んで居る所は普通に冬は寒く、時に雪が降ったり、みぞれが降る。 積もった雪の雪かきは、気にする人がする程度だった。雪かきをするのを余り見かけた事がない。 昭和38年、どか雪が降って長靴に雪が入って困った記憶がある位だ。 今年は、冬物の準備をしな…

「足湯』&雑感(6)

同年代のご夫婦に、時によるが、宿泊施設のチェックアウトの時間帯に居合わせる。 『足湯」に浸かりながらの時もあるし、宿泊施設や土産物屋が並んでいる通りでの時もある。 見た感じ、60歳代のご夫婦は大体並んで談笑しながら、各自に荷物を持って闊歩して…

『足湯』と雑感(5)

『足湯』には、私のように一人で来る人が多いが、連れ合って来る人達も多い。 昨日はお昼すぎ私だけ、試験中だろうか高校生のカップルが来る。 着ているセーラー服はこの辺りで見かけないが、何か食べながら来た様だ。 とりあえず『こんにちは』と挨拶すると…

『足湯』と雑感(4)

その日はいまにも雨が降り出しそうな天気だった。 いつもの様に『足湯』に行って、帰りは途中下車して用事をすませたいが、天気が気になった。 バスの停留所に着いた時にはバスが出発したばかりなのか誰もいない。 三つあるベンチの一番端に座ってバスの来る…

『足湯』&雑感 (3)

天気が良いと朝の片ずけも早く終わって、洗濯物を干して『足湯』に出かける。 往きの 8~9時の前後はバスの便数が多いから待ち時間がなく早く着く。『 足湯』が開く時間頃は、さすがに人が居ってもせいぜい1~2人だ。 やわらかな木洩れ日と静寂と心地よい湯加…

『足湯』&雑感 (2)

膝が痛くならない様に、痛みのぶり返す事が少しでも遅い様に、ひたすらバスに乗って毎日 足湯 』に通う。 土日、祭日は休もうかな?、 バスの便が余りなくて半日がかりは、ちょっときつい。 バスを利用する人は高齢者が多いので、乗るのも降りるのも時間がか…

『足湯』& 雑感(!)

10月中旬頃から杖なしでも歩けるようになった。 行き先によって帰りは疲れて足をひきずるので、およその歩く範囲、限度も決まってくる。 が、自力で歩ける事の嬉しい事よ! 何年前か、右肩腱盤断裂の手術を受けて不自由でとても難儀をしたが、足が痛くて動け…

テレビ小説『花子とアン』(14)

私は舎監先生が苦手でいつも死角に居るようにしていたのに、一体何があったんだろう? とりあえず帰って来た挨拶をすませ、かしこまって頭を垂れて舎監先生の話を聞いていると、どう もいつもと様子が違う。 舎監先生はとても聞き捨てにならぬ事をおしゃって…

テレビ小説『花子とアン』(13)

冬服に替わった頃、お弁当を食べ終って顔を上げると彼女と目が合った、いつもの様に優しげな目 をしていたが突然『映画好き?』と聞くので、『好き』と答えた。 彼女はそれ以外何も言わなかったし私も言わなかった。 数日経ってコートの季節になったある日、…

テレビ小説『花子とアン』(12)

私の寄宿舎生活は初めから終わる迄の2年間、何時も一人だけドタバタしていた様な気がする。 または、困りはてて血相を変えているか、いずれにせよ要領が良くなる事も進歩もなかった。 その証拠に学校の成績は落ちるところ迄落ちていた。 後は上がるしかない…

テレビ小説『花子とアン』(11)

電話をかける前は舎監の先生の事はしっかり頭に入れて用心していたつもりが、母の声を聞いた とたん、もう何かも忘れて本音を方言まるだしで喋ってしまった。 その上、私の家では父母を『お父ちゃん、、、お母ちゃん、、、』と呼んでいたので、普段が 出てし…

テレビ小説『花子とアン』(10 )

テレビ小説『花子とアン』の主人公花は、実在の女性だったと言う事でとても親しく思えた。 小学生時代から高等科を卒業するまでの数年間を寄宿舎で生活したと言う事だけでも、会わなくと もお人柄が分かる。 彼女は天性の寛容さ、柔軟さ、謙虚さ、努力が出…

テレビ小説『花子とアン』(9)

テレビ小説『花子とアン』の中で同室の人たちが寝ているのに、花子だけは電気スタンドで 勉強するシーンがあった。 高校の寄宿舎は夜10時が消灯だった。定期試験の一週間だけは例外として認められていた。 公認の一夜ずけ? 広めの部屋に集まって試験勉強? …

膝痛 (2)

9月に入ってから膝痛は嘘の様に消えた。 ただ左膝は硬直したのか、曲がらなくなった。 それでも痛みから解放されて心から嬉しく思う。 8月中旬、総合病院の整形外科の待合室で私と同年齢か、少し年上のご婦人に看護士さんが諭ていた。 腰、膝、関節の痛みで…

主よ御許に近かずかん(7)

葬儀は教会の第2チャペルで行われた。 普通、教会のチャペルと言えばカソリック教会のチャペルを想像する。映画のシーンの中で見るの もステンドグラス、聖像、マリアと幼子イエス、キリストの絵画だったり燭台があったりする。 一方、アメリカの映画ではプ…

主よ御許に近かずかん(6)

20年は経っていないと思うが、本人から「葬儀にはこの写真を使ってくれ」と頼まれて、ず~と文書 箱にいれたままの写真を前夜式に持って行く。 全員『いい写真だね』と言ったが、特に兄や妹の喜び様は半端ではなっかった。 A4サイズの半分の大きさの写真だっ…

主よ御許に近かずかん(5)

前夜式がすんで会食になった。テーブルと椅子、または座敷で座る、のどちらかが選べる。 テーブル方式に決まり。暫くの間、動かなくてすむと内心ほっとする。(自宅では、まず無理) 両親は早く亡くなって兄夫婦、妹、義弟夫婦と家族だけなので、誰も気を使…

主よ御許に近かずかん(4)

納棺の儀が終わって夕方5時から、牧師様が前夜式を行う為に会館に来られた。 近親者のほとんどはキリスト教のお葬式をはじめて経験する。全員、神妙だ。 前夜式は牧師様のお祈りから始まった。 語尾がはっきりしているので、とても分かり易い。 そして牧師様…

主よ御許に近かずかん(3)

本木雅弘主演の映画『おくりびと』を見たとき、 亡くなった時にこんな風にしてもらえるなら嬉しいと、はじめて納棺師の存在を知って安堵した。 前々から気持ちの中で引っかかっていたことがあった。 40年位前、自宅での葬式が普通だった頃の話。私自身、経験…

主よ御許に近かずかん(2)

お医者さんが状況を説明されて最後に『、、、、本人が苦しむ暇はなかった、一瞬の事だったと思います。この場で言うのはどうかなと思うが大往生です、、、』はっきり覚えていないが、こんな内容だった。 家族、兄、弟、妹にこの内容を伝えると不思議に全員納…

主よ御許に近かずかん(!)

6月に入っても膝痛がひどくて24時間ズキズキ、寝ても覚めてもズキズキ、鎮痛薬、睡眠薬も全く効かない。 もう最低限度しか歩けない、歩く為に足は左右交互に踏み出すのだが左足を踏み込むとギェ~、痛さが頭の天ペン迄響く。 終日寝椅子にすがって、『痛い、…

膝痛 (1)

左足の膝痛がますますひどくなった。 注射を打ってもらって、処方された鎮痛薬をのんでいるが 効いているのか、効いてないのかもわからなくなった。 私は10代の頃から、ひどい不眠症でいつも疲れていた。 65歳すぎて医者におそるおそる相談すると意外に簡単…

自動車免許更新

先日、講習予備検査(認知機能検査)及び高齢者講習通知書が届く。 通知書を受け取った瞬間から、免許証を返上するか、更新するか迷っている時間がない事は明々白々 だった。時間が経つほど今の状況が悪くなるので、考える事を後にして講習の申し込みをする…

テレビ小説『花子とアン』(8)

新学期早々からの規則正しい生活は疲れた。 そもそも時間とか曜日を考えて予定を立てたり行動する習慣がなくて、その場が何とか過ぎれば、後は野となれ山となれ状態ですんできた。 しかし今度は様子が違った、やる事なす事の結果が全て自分に降りかかってき…

テレビ小説『花子とアン』(7)

始業式の当日、当番の予鈴で飛び起きる。身支度もそこそこに部屋の前に整列。 ちょうど午前5時点呼 1、2、3、4、、、、もし起きて並ばなかったら、どうなるのかな? 未だはっきり目が覚めてないのに思ってしまう。 讃美歌、聖書の中のフレーズの暗誦、お祈り…

テレビ小説『花子とアン』(6)

新学期が始まる前日になって三々五々、寄宿生が帰って来た。 寄宿舎は高校生の棟を真ん中に大学生の棟と中学生の棟があってそれぞれ渡り廊下で繋がっていた。 想像をはるかに超えて人数が多かった。 お部屋での初対面は恥ずかしいやら困惑するような、穴があ…

五月連休 (2)

まず日常生活の中から発明品を出した経験談を読んでいるうちに、登場人物それぞれの発想、機転と着眼点が素晴らしい、愉快で笑える。 私の小学生時代は雑誌、漫画本は、ごく一部の子供しか持っていなかった。 分野は全く違うが、この本は小学校5年生の時に…

五月連休 (1)

毎日が休日なのにやはり連休は嬉しい、特に晴天だともっと嬉しい。 普段なかなか出来そうにない何かが出来そうな気がしてくる。 連休の始まる前から少しずつ根野菜をはじめ日持ちのする野菜から、甘夏柑、八朔はネット袋入りを 28日に葉物、豆腐、納豆等を買…

テレビ小説『花子とアン』(5)

翌日(寄宿舎に入って3日目)洗濯をしなければ? 何か変? 洗濯場は確かに存在する。 そしてここに干すの? 本当に? 洗濯用品は全て個人持ち。 当たり前だが、こういう事態にならないとわからないのが私だった。 洗濯用品を買いに行かねばならない。一昨日…