膝痛 (1)
左足の膝痛がますますひどくなった。 注射を打ってもらって、処方された鎮痛薬をのんでいるが
効いているのか、効いてないのかもわからなくなった。
それから以後睡眠薬のおかげで、雷がなる、救急車が通る、猫が夜中に騒ぐのも全く知らない。
熟睡出来る様になって自分でもわかる位、体力的にも、気力的にも、考え方も、人間としても(?)良い方向にかわっていく様で内心喜んでいたのに。
極最近は24時間ズキン、ズキン膝が痛んで睡眠薬をのんでも、眠らせてくれないのだ。
まず食欲がなくなった、あれほど好きな餅系のスイーツさえも、何も欲しくない、何もしたくない、誰とも話したくない、すべてが面倒、、、、憂鬱だ。
引きこもって痛い痛いで鬱うつとすごしていた。
話はかわるが、ふと思い出した。昔(余りに昔なので記憶違いだったら中村さん、ごめんなさい。)
俳優の中村雅俊さんが『喧嘩している時、自分に鼻血がでたら戦意がたちまち無くなって負けて
しまう。 早く喧嘩をやめたい時、最初に相手の鼻血が出る様にパンチを食らわせば、、、、』と話されていた様な?。
私は、この話を聞いた時に納得した。確かに鼻血が出たら戦意は無くなるだろう。
私の場合は痛さに弱い、痛さに我慢出来ない。その上意気地がない。
だから私には、映画『007』にでてくる痛めつけられる側の登場人物のようには決してなれない。
すぐに白旗を揚げて言いなりになると思う。
極度の痛さが続くと希望を自ら簡単に手放してしまいそうになる。
でもこんな状態で良い筈がないと、やっと昨朝から好きな音楽を可能なかぎりヴォリュームいっぱい
終日がんがんかけている。
考えてみると、この10年近く1日30分以上出歩くことは無かった。
徒歩30分以内の範囲でほとんどの用を済ませていたのだ。膝が痛くなったのは誰のせいでもなく自分が若い頃から歩く習慣を持たなかったから、、、、誰かが言っていた『後悔して、わかるタイプ』。