puffpuff0001 年金生活者のブログ 雨のち晴れときどき竜巻

年金生活その他についての考察あれこれ

主よ御許に近かずかん(4)


納棺の儀が終わって夕方5時から、牧師様が前夜式を行う為に会館に来られた。
近親者のほとんどはキリスト教のお葬式をはじめて経験する。全員、神妙だ。
前夜式は牧師様のお祈りから始まった。 語尾がはっきりしているので、とても分かり易い。
そして牧師様の『ア、カペラ』形式の讃美歌に合わせて参列者も讃美歌を歌う。
大体の人は讃美歌と知らずに聴いて馴染んだ曲だったり、違う歌詞で歌ったりしているのが結構ある。 勿論初めて聴く曲もある。
はじめ参列者は小さな声で囁く様に歌っていた。
牧師様の『ア、カペラ』形式の讃美歌は朗々として何とも晴れやかで、だんだん牧師様と一緒に歌いたい気持ちになってしまった。
誰もがそんな気持ちになったのだと思う、結構な数の讃美歌を老いも若きも全員、一生懸命歌った。
牧師様のお話は短すぎず長過ぎず、何よりはっきり分かり易かった。
ちょうど落ち込んで居た時なので、しめやかさの中に明るさがあってよい前夜式だった。