puffpuff0001 年金生活者のブログ 雨のち晴れときどき竜巻

年金生活その他についての考察あれこれ

テレビ小説『花子とアン』(7)


 始業式の当日、当番の予鈴で飛び起きる。身支度もそこそこに部屋の前に整列。
 ちょうど午前5時点呼 1、2、3、4、、、、もし起きて並ばなかったら、どうなるのかな? 
 未だはっきり目が覚めてないのに思ってしまう。
 讃美歌、聖書の中のフレーズの暗誦、お祈りをして、解散。
 すぐ全員で持ち場の掃除にかかる。その後、食事当番は食堂でテーブルセッテイングをする。
 他の人は部屋で食事の時間迄思い思いに過ごすのだが、私は何もする気になれなくて1人ゴロゴロ、だらしなく過ごす。とにかく眠たかった。
 同室の人は、初日から、しかも新入生が余りにだらし無いので驚いていただろう。
 じき朝食の時間になってお姉様に連れられて食堂へ。食事中シーンと静まり返っていて、何も言う気力がなかった私には好都合だった。
 

 朝食は食パン2枚、マーガリン、紅茶、ゆで卵、夏みかん4分の1、( 季節毎に果物が大体同量)。
 お弁当と夕食は我が家で食べていた馴染みの料理だった。


 朝食がすむと、早い人は登校するので、何をするでもなく気忙しくバタバタと時間がたって私には
初めての登校だ。
 早速ホールに全校生徒が集まって朝の礼拝が始まる。ホールの前で並んでいると服装検査があった。
 背の高い人,低い人もスカートの長さは床下から30cmと決まっていた。
 思いかけず時間をかけた正式な礼拝だったので、少しびっくりした。
 理由はなかった、朝の礼拝だから簡単だろうと思っていただけ。
 1年中登校日には朝の礼拝は必ず行われた。
 朝の礼拝の後でホームルーム、授業や学校行事がある。
 1日の授業が終わると翌日の連絡があって、讃美歌を歌って、お祈りをすませると下校だ。
 寄宿舎に帰ると月~日曜日、起床時間~就寝時間迄決まった生活をする事になった。
 1年中、決まった時間での生活は変わるることはなかったし、特別な行事があっても、自由時間が少なくなるだけ、、、、。