puffpuff0001 年金生活者のブログ 雨のち晴れときどき竜巻

年金生活その他についての考察あれこれ

テレビ小説『花子とアン』(8)


新学期早々からの規則正しい生活は疲れた。
そもそも時間とか曜日を考えて予定を立てたり行動する習慣がなくて、その場が何とか過ぎれば、後は野となれ山となれ状態ですんできた。
しかし今度は様子が違った、やる事なす事の結果が全て自分に降りかかってきて逃げる事も出来ず、
誰のせいでもないので、これから先、何が起こるんだろうって、だんだん気が滅入って来た。


高校生活の初めの1週間はオリエンテーションだった。やれやれ?、、、。
日曜日の礼拝がすんで、辞書など買いに電車に乗って出かけたが、聞いていた銀天街を端迄歩いても
本屋が見つからない、通りがかりの人に聞くとそこだと言う。
昭和20年代の終わり頃は都会でも銀天街と言っても華やかさはなく商品も豊富でないが、特に本屋は地味過ぎ、でも辞書、辞典など買えてほっとした。


中学校の英語は教科書だけだったが高校の英語の内容は、教科書、英文法、英作文、英読本、英会話、演習がある。毎日、英語の授業がある。いずれも私は納得していた。
しかし実際は想像をはるかにこえていた。
英語の授業が始まって毎回、中高一貫教育のすごさを実感させられる事になった。
中学部からの進学者とは、 教科書、副読本は無論の事、ネイテイブ、スピーカー参加の授業等、経験も時間量についても明らかに差があった。