年金生活（42 )

3ヶ月ぶりのプログになり、すっかりご無沙汰してしまいました。

草取りとちょこっと仕事（休日の朝食の賄い）をして忙しくしていました。

これから先は、もうこんな頑張りは出来ないだろうと思います。

私の住んでいる所は昼中はまあ人通りがある方だが、暗くなると人通りがほとんどない。

すぐ近くに亡くなられたり、施設に入居されたりして空き家が目立つ様になった。

住んで居られるときは、庭木が手入れされて季節毎に花が咲いていた。

昭和初期に建てられた時代物で庭や玄関が荒れているので人が住んでないのが一目瞭然で用心が悪い。

ひょっとしたら私の家の方が古いかもしれないが、確かめ様がない。

詳しい事を知る人がもう居ないから。

不用心なので玄関回りだけは出来る限り気をつけていたが、裏の『庭』と言うより空き地が

雑草だらけで通りがかりに見ると私の家も空き家に見える。

数本の樹木は延び放題、雑草も手つかずで、私にとってこの状態はストレスになっていた。

一月、購読している雑誌に読者が庭の雑草に困っていると相談しているのに回答者が答える

コーナーがあった。

回答者はハーブを毎年植え続けると、ハーブがいつの間にか雑草を駆逐するらしい。

いろんなハーブが庭を埋め尽くしても、雑草より気にならないとあった。

雑草に『枯れ葉剤』を撒くのは嫌だったので、回答を見て思い立った。

即実行だ。

お正月が過ぎてから、雨や雪が降った後は枯れた雑草、根を抜いて石や瓦礫を除く作業をず～っと

続けていた。

石や瓦礫の中に生える雑草は逞しい、根が唯事ではない深く広く這って遅々として作業は進まない。

朝食の前に作業する事が多く、やっと最近終盤に入った。

何としても空き家に見られるのは避けたい一心でやってきた、もう限界だなあ～。

雑草を抜きながら隙間が出来次第植えていく作戦で最初に蕗のとう、たらの芽を植えたが、

雪が降ったり雨が降ったりで芽が出ず、植えた場所もあやふやになってしまった。

暖かくなって山椒の木2本、トマト2株、パセリ2株、サニーレタス3株、青しそ2株、蕗、つわ蕗を

各10株、カボチャ1株今のところ元気に成長している。

生まれて初めて野菜を植える事になって毎日が楽しくなった。

朝夕、元気か確かめながら、相変わらず雑草の根を抜き、石や瓦礫を掘り返している。

これから季節毎にハーブを増やしていきたい。