puffpuff0001 年金生活者のブログ 雨のち晴れときどき竜巻

年金生活その他についての考察あれこれ

年金生活(25)



五月は出かける事が多くて、一年分の外出をした。
日頃使い慣れない時刻表を持ってバス、電車、タクシーに乗って往復する。
車中では、ひたすら待ち時間を短縮するために三つの乗り物の接続を調べる。
乗り継ぎのバスに乗り遅れると片道タクシー( ¥650up )か、特急バス( ¥510up )になる。
運賃が倍以上になるから窓の外の景色どころじゃあない必死にならざるえない。
街中なのに所によるのだろうか?。
日中はバス、電車の待ち時間が一時間半~二時間あるのに困った。
通う事が終わりになる頃になって通勤時間帯と帰宅時間帯にだけ三つの乗り物が接続しているのが
わかった。やれやれ、、、、。
どさくさに紛れてバス、新幹線、電車に乗って年一回の定期検査も受けに行った。
先生にお会いして話しをするだけで元気になれる。
短期間だったとは言え忙しかったし、疲れたが体力に自信がついた気がする。
もう出かけられないと思い込んでいたが膝痛はなかったし、いざとなったら何か出来そう、
とても嬉しい。
次は七夕に年一回の別の定期検査があるが、それ迄出来るだけ忘れて過ごそう。


六月に入って肌寒い日が続く。ニットのベスト、カーデガンは洗って片ずけてしまったので、
綿入れのちゃんちゃんこを着る。
怒濤の様な日が過ぎてようやく普段の生活にもどった。
留守(一日8時間位)の間、猫達は人間がいないので勝手気侭に暮らしていたのだろう。
猫達は家の中で飼われているのに野良猫化して抱かしてくれない。
面白くない猫になってしまった。
仕方ないので放っていたら、元の猫達に戻るのに留守の期間ほどかかった。
猫を飼ったのは初めてで、猫達は『私は猫ですから』と思ってる節がある。
でも毎日一緒に暮らしていると、人間の感情や気持ちを共有している様な錯覚をする一瞬がある。
普段は一定の距離をとってしれえ~としているが、結構この関係が心地良い。


犬を飼っていた生活は子供の頃からなので随分長い。
雑種、シェパード、柴犬など覚えているだけで7頭。
私が世話をしたのは4頭。
個体、犬種によって性質がちがうが、大体犬は忠誠心が強く時にはいじらしくて可哀想になる。
昔は犬、猫の最後に立ち会う事は先ずなかった。
いつの間にか姿が見えなくなると死に場所を探して出て行ったのだろうと誰もが言ったり思っていた。
ほとんどの飼い主は犬、猫が病気をするとか、専用の食事があるなんて考える事はなかった。
最近は犬、猫の予防注射、環境改善が進んで、以前より格段に長寿になった。
私個人の経験上、犬はどんな時も裏表のない誠実さと忠誠心を態度や表情で表してくれていた。
犬に気持ちを救われた事が何回もあった。
3年前、柴犬チコが17歳で天国に召された、一番長く一緒にいたので最後は特に印象に残った。
最後の最後まで誠実さとか、忠誠心とか、ひた向きさとか、、、、を失う事はなかった。
チコは立派に生きたと思うし立派な最後だった。(私見です。)
犬の最後に立ち合って思うに、言葉で表すのはとても難しい。