puffpuff0001 年金生活者のブログ 雨のち晴れときどき竜巻

年金生活その他についての考察あれこれ

年金生活(19)



年金生活(18 )の原稿を書いている途中、他の用事をしようとして『確認』ボタンでなく
『決定』ボタンを押したらしい。
僅かの時間、席を外している間に3人に原稿の途中のままの状態で届いたらしくがっかり。
焦って思い出そうとすると何を書いていたか思い出せない。
まるで訪問者を寝間着で迎えた時の様な恥ずかしい感じで当分の間、意心地が悪かった。


私は本や雑誌は滅多に買わない。
月遅れなら図書館で月刊雑誌は借りられるが、どうしても手元に置きたい本は何回か熱心に
立ち読みして諦められなくて買うので、初めから買った方が簡単だが、そうはいかない。
本当に読みたいかどうかわからないから、なのに買ったら安心して、何時でも読めると
思うのか積読になる。
二週間に一度、遠出をする。本屋の前を素通り出来なくて、本屋で時間の許す限り立ち読みをする。
急いでいる時は、表紙だけでも見て楽しむ。
テレビで見た料理の確認や器具、最近のファッション(若い人と話すきっかけにもなるし、
歳をとっても結構気になるもの)の傾向、お役立ち情報、芸能人の噂とか健康、習慣病
、、、の知識(?)を仕入れる。


私が60歳代に入る頃の店頭には,リタイヤ後の生活はパラダイスの様な雑誌や本が多かった。
別荘,旅行、海外ロングステイ、高級老人ホーム、、、などを扱う本や雑誌があった。
最近は現実味を帯びたリタイヤ後の生活,年金生活のハウ、ツウ本、投資に関する本が増えたと
実感する。
一昨年、新聞の購読をやめてシニア向けの雑誌を購読する様になった。
毎月,読む度に『目から鱗』で,今まで数十年自分は何をして来たのだろうと思う。
数十年も超貧乏で、『人より早く起きて人より遅く寝て、人より多く働き、人より良い物を
欲しがらず良い衣服を着らず、良い物を食べず』で辛抱我慢して暮らしていれば、
いつか生活レベルは向上するものだと漠然と思っていた。
食事については最近は冷凍食品を使う事があるが、外食もせずほとんど手作りでやってきた。
しかし生活は好転したと思えない。
自分では節約倹約をして、辛抱、我慢をしたつもりだが、堅実な暮らし、家計を営んでいる
達人、経験者と自分の違いが、日を追ってはっきりしてきた。


私が家計簿をつけ始めたのは60歳前後だったと思う、それ迄何回も家計簿をつけ様と
挑戦したが続かなかった。
実際,お金がないと節約,倹約も予算も出来ない。ぶっつけ本番の毎日だった。
お金がなくて今日は何を食べよう、明日の支払いをどうしようばかり考えいると、自分を
見失いそうな時も気持ちが荒んで投げやりになる事もニ度や三度ではなく年から年中だった。
今は公共料金,家賃、、、等の支払いは銀行引き落としで集金人、大家に直接会う事はないし、
銀行の個人ローンもある。
今は働く気になって仕事を選ばなければ『ちょい稼ぎ』の仕事がありそうだ。


家計簿は本来『入るを量りて出ずるを制す』の土台になるものだと思う。
私は入るを量りては、もう出来ないが主婦向けのフィナンシャル、プランナーや健全な家計の達人、
経験者のハウ、ツウを繰り返し読む。
数十年間も私は倹約、節約を苦にして嫌々仕方なくやっていた。本当に憂鬱だった。
ところが家計の達人、経験者は嬉々として、倹約、節約を工夫して達成感をもって充実した
生活をおくっている。
まいったなあ~、自分とは大違いだ。 
最近はお金はお金の額でなく、決まったお金を決まった時に手にする事が精神衛生上、家庭経済上
どんなに大切か実感している。
達人、経験者に及ばないが、今は出来るところから倹約、節約を真似をしてやっている。
今月は美容院でなく¥1000円カットに行ってお値段も出来上がりも、とても満足しました。