年金生活(8 )
また、やってしまった?。
先日テレビを見ていたら、偉い人が『年金は生活の基盤の一部です、、、』と言っているのを聞いて
『はあ~? 何よそれ?、、、』って感じだった。
関心がなかったし、まして自分が高齢者になる事など想像した事がなかったと思う。
だから国民年金制度の事は全く知らなかった。
若い頃から私は無知ですべての事に無関心過ぎた、自己中心で人の話を聞く耳を持ってなかった。
私のまわりには人生経験豊富な年配者、先輩達が多数いらしゃったのに、自らかれらの経験、知識を学ぶ機会を逃していたのだ。返す返す残念に思う。
この歳になっても知らない事が多く、その結果驚く事も多い、その度にあたふたする。
40年位前の話、何度目かの引っ越しをした先で、町内の役員が町内会の説明に来られた。
『毎月役員が月末に国民年金の掛け金と簡易保険の保険料を集金をする。集金の手数料が町内会費に入る』と言う様な話が説明のなかにあった。
私が国民年金の事や簡易保険の事を名前も内容も知らないので役員の方が驚かれたが、私も初めて聞く話で困惑するばかりで、、、。
お陰で年金は満額ではないが受け取っているし、郵便局の利用のノウハウを教えて貰って随分助かった。
迂闊だったではすまされない、老後の生活が左右する程のくだりなのだ。
こんな大事なくだりを聞き逃すなんて、私はどうかしてる?、、、。
働いている時はお金がなくとも、働いている事自体がお金を動かしていたが、働かないとお金は動かない、動かないと生活が出来ない。
『年金は生活の基盤の一部です』は毎日実感している。今になってこのくだりを聞くのはきつい。
自分で聞き逃して『はあ~?何よそれ?、、、』でもなかかろうが、、、。
人の話を最後まで聞かなかった私がわるい?。
何年も前から、テレビで『国民年金基金』のコマーシャルを時々見る様になった。
しかし『国民年金、、、』と名前が始まるからには、やはり国の保証がついているのかも?。
確かめていないので断言する事はできないが、『国民年金基金』は任意加入なので、生活の基盤の中の 今流行の自己責任の部分だったのかも、、、?。
何もかも気ずくのが余りにも遅過ぎた。