puffpuff0001 年金生活者のブログ 雨のち晴れときどき竜巻

年金生活その他についての考察あれこれ

誤算だった?。( 1 )



今月の中旬、『サービス付き高齢者向け住宅』の見学会に行って来た。
入居する気持ちもないのに行ったのは、私は自分の決めた事に納得したかったから。
心の何処かに終末を考えると揺らぐ気持ちがあって、決めた事に後悔をしたくなかった。
最近、ようやく『徘徊』または『一人でトイレに行けなくなった』のいずれかの兆候があれば、即高齢者介護施設にお世話になろうと決めたばかりだ。
年のせいで『高齢者介護施設』『サービス付き高齢者向け住宅』に関心があった、見学会にも数回行った。大体は静かな山里や、川辺、海岸近くに建っている。
私は『花より団子』の無粋な人間なので、風景や環境よりも、コンビニやスーパーがあったりして適当に賑やかなのが好き。寂しかったり、街灯が付いてなかったりは苦手。
昔、子供の頃、街灯は必要最小限しかなかった、しかも街中だけ。
闇夜に夜行列車の灯りが連なって小さく遠くに消えて行くのを見ていると、理由もないのに泣けたのを思い出す。


今回の『サービス付き高齢者向け住宅』は、立地条件が市の中心にあって日常生活に便利で、共有設備も申し分なかった。
20数年前、他のシルバーマンションに母が一時期入居していたが、その頃と比べると部屋の設備、広さが五段階あって、それぞれのレベルで進化しているのが、よくわかった。
驚く事に、ハイレベルの部屋から続々予約が入っていた。
ハイレベルの部屋はホテル仕様にミニキッチンがついている感じだった。


高齢者施設の代わりに高齢者の長期入院を病院も社会も黙認していた頃から始まって母は30年近く、いろんな施設を転々とした。
弟の世話でシルバーマンションに入れた時は、弟夫婦、私も安堵した。母の性格を思うとこれ以上の施設はないと思ったのに数年すると何やかにや言って、私達が引き止めるのを振り切って勝手に決めて出てしまった。
年を重ねる毎に男性も女性もより頑固になって手におえない。きっと今の私もこだわりが強く頑固になっているのだろう、自分では普通のつもりだから、周りは困っているのだろうが、、、。
私は単に飽きたのではないかと推察しているが、母に確かめた事はないのでわからない。
高齢者施設の入居時期を私は経済的な事情と、自分の性格で決めた。私は飽き易い、しかも我がままだ。グループ活動は小学校時代からのトラウマがあるので、自信がない。