puffpuff0001 年金生活者のブログ 雨のち晴れときどき竜巻

年金生活その他についての考察あれこれ

すわっ、大変!(1)



何年振りかの大雪の前日、日頃はそんな事はしないのに、その時に限って何となく見た。
使用したテッシュに鮮血が! すわっ、大変!。あの時と同じだ。やっぱり、、、。
5~6年前のある日、知人が電話して来た。『鮮血が出たが、私は痔だろうか、どう思う?』と。
知人は検査に行く様背中を押して欲しかったのだ。
それなのに、私は『鮮血なら痔かな? 大腸だったら奥だから血液は色が黒っぽいと聞いた様な』と無責任な返事をしてしまった。
一方、知人は場所が場所だけに都合の良い方に解釈してしまった。半年位たった時、知人から又電話があった。『癌だって、腫瘍が大き過ぎて内視鏡では採れない、手術をしなければならない。』
ああ~何たる事!。
私が告知を受ける前だったので、知識も検査の重要性も理解してなかった。相談を受けた時の基本『いろはのい』私は病院に検査に行く様に、勧めるべきだった。
悔やんでも悔やみきれない申し訳ないではすまない過ちをしてしまった。知人は内視鏡で可能な範囲のギリギリの境界で大事をとって手術を受けた。現在は元気に暮らしている。本当に申しわけない事をして、いつも知人が健康でいるか、気にかかる。


病院に検査に行こうと思うが積雪で出かけられない。二日間家に籠っていたが三日目の朝、いつもの様にNHKの朝ドラを見て、アサイチを見て居た。
カーテンを引くと雪は降り止んで路面がシャーベット状になっていた。足下が危ないが、病院はこんな時は空いているかも? 急いでバスに乗って病院に出かけた。
病院に着くと『なんじゃあ、こりゃ?』と思うばかりの私の年齢前後の男性、女性で各科の待合室はあふれんばかり、人間の考える事は皆同じだと可笑しく笑える。
12時近くになって、ようやく順番が来る。診察の間中、『私は死んでいる、私は死んでいる、、、』
を呪文の様にひたすら心の中で繰り返す
診察の結果、当日は血液検査と静脈に薬を入れてCTを撮った。一週間後に全大腸内視鏡の検査、内視鏡的ポリープ切除術をうける事になった。検査前日の昼食、夕食の食事、下剤と入院の必要書類を渡されて帰って来た。


実は50歳代に大腸の内視鏡の検査を受けた事があった。もう20年以上前の話だ。
その時ポリープを5~6個切除して貰ったが、機械と言うか設備が今程、普及していなかった。余りの苦痛に懲りて、以後検査を受けると良いがと思う時が何回かあったが、どうしても出来なかった。
昨日が検査日だった。
入院の理由は、検査後一両日以内に合併症(出血、穿孔)が起り易いので経過観察のために入院と言う事だった。必要な書類一式と500mlの水2本と着替え等を持って病院内の集合場所に現れたのは男性4人女性3人で専用の部屋では、さすがに沈痛な重苦しい雰囲気だった。
検査は午後1時からだ。
下剤の入った水2L入りだけと下剤の入った水2Lと水500ml2本の2つのグループがあって私は後のグループだった。
9時~10時、 下剤の入った水1Lと水500ml1本を飲む。
10時~11時  下剤の入った水1Lと水500ml1本を飲む。
始まった直後は60歳前後の元気なおじさんが1人賑わしていたが、時間が経つうちに皆顔色が悪くなって、深刻になって来た。
とにかく水が簡単には飲めないのだ。