puffpuff0001 年金生活者のブログ 雨のち晴れときどき竜巻

年金生活その他についての考察あれこれ

運の良い人,運の悪い人(2)



お米を一合炊く、必ず余る。余ったらラップで包んで冷凍庫へ。朝冷えたご飯より炊きたてを食べる。土、日曜日は勝手に決めた安息日だ、時間に関係なくだらしなく過ごす。これが一番の保養になる。
ご飯も,味噌汁も作らない。
要するに料理、掃除,洗濯など家事はしない、だけど習慣で食べる。冷凍庫のご飯を使って冷蔵庫の余った物、残った野菜を始末を兼ねて作る。
飽き易く思い付きでご飯は白米、玄米、麦と変わる、今度は美容院で雑誌を見て十穀米だ。土、日曜日は当然残り物中心の焼き飯や雑炊,野菜カレー,豚汁風になる。
いつもの様に納豆の焼き飯(ご飯、納豆,高菜のピリ辛漬け物、葱、卵、その他何でも)を作るつもりが途中で気が変わった。
十穀米の冷やご飯に納豆とひじき、根菜、鰯かば焼缶詰めで作った煮物で焼き飯を作ったら、美味しい炊き込みご飯になった。煮物が焼き飯の具になる?、びっくりぽん!。


惜しいとは思わないが忘れないから,やはり惜しいのかな?
私にもお金持ちになるチャンスが二度あったと思う。一つは、初めての借家探しに両親がついて来た。
不動屋が案内した物件は、その町の中心地の住宅街に庭付きの小さな一戸建ての家で50万円だった。
父は熱心に買う様に勧めて、買ってから考えても良いから取りあえず買う様に言う。お金の事は買って後で考えたらと珍しく熱心に言うが、活気のないこの町にずっと住む気にならなくて断った。
相変わらず若い人達の働く職場がないらしいが、最近は地方の都市らしく整備されて小さな家があった住宅地は結構な値段になっていて、買えないらしい。


二つ目は、昭和50年代半ば頃だったと思う。顔は知っていたが,話をした事はなかったご夫人がいて、何かの大会?で一緒になった。ご夫人の方から来られて隣に座られた。
いきなり,開口一番『あなた,ずいぶんお金貯めているんでしょうね?』、これにはびっくりぽんの様な穏やかどころか、のけぞってしまった。
私は働いていたけれど、お金のやりくりに常に困っていた。でも初めての人とお金の話をするのは面倒だった。
で、『はい』と答えたら、ご夫人は熱心に今で言う投資だろう、お金の増やし方を伝授してくれた?。
『株』で儲けて裏の土地を買った事,午前中は金融専門誌を読み込む事を習慣にしている事や『株』の勉強の仕方、見分け方、損きり?、、、等だった。
将来大金持ちになって出身の村の人達を見返してやりたいと言われた。
一昨年,車の便があってご夫人の家の近くを通ったら、一帯にビルが建ち並んでご夫人の名前がついていた。ずいぶん熱心に『株』の勉強を長い間続けられたのだろう。
当時私は『株』に対して損をした話しか聞いた事がなかったので,以来忘れてしまった。
西洋の諺に『幸運の女神は前髪がある』とあるが、私は正に、二つともチャンスを自ら逃したのかな。
お金には運がない?。