puffpuff0001 年金生活者のブログ 雨のち晴れときどき竜巻

年金生活その他についての考察あれこれ

雑感(夏休み 2 )

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左:雄(去勢済み)1才 3.7kg、
右:雄 2ヶ月 1.1kg
子猫が来て1週間目の頃。

 






とても気に入っている写真の一枚です。クロちゃんが先住の猫の玄ちゃんの弟(?)になる事を決めた日の様子です。クロちゃんがすっかりリラックスして寝ている様子と玄ちゃんの安堵と心配で離れられない様子です。
玄ちゃんと一緒に生活する様になって,私の生活が具体的にどのように変わったと巧く言えないが,良い方向に変わった事は確かである。猫は人の空気をよめる生き物かな?と思う事がある。
玄ちゃんとは、犬猫の譲渡会で出会った。 犬達は熱い眼差しと尻尾をちぎれんばかり振って一生懸命
存在感と『あなたのうちの犬になりたい』と訴えかけている様で切ない。
だから飼えない時は,犬のコーナーにとても近寄れない。
前もってインターネットで里親を求めている猫達の写真が出ているが,私が行った時は、すでに写真の猫達は里親に貰われていなかった。
玄ちゃんだけ残っていて,毎回の譲渡会で里親が決まらなかったそうで,今日はどうしても決まらないと期限が過ぎているので、困る事に(殺処分)と心配そうに職員の人達が入れ替わり立ち替わり説明されていた。
最後になって三人の希望者が申し出てじゃんけんで決める事になった。
私は籤にもじゃんけんにも弱かった,やはり最初のじゃんけんで負けてしまった。
諦めていたら別のルールがあって玄ちゃんが、突然我が家に来る事になった。縁があるとは、こう言う事だろう。
玄ちゃんは、八ヶ月を過ぎていて,周りの人達にも様子にも全く無関心の状態にみえた。ところが『残り物に副あり』で、家に連れて帰ってみて玄ちゃんは白猫で特徴のない猫と思っていたら、背中と両後ろ足に左右対称の模様があった。模様を見て居ると何だか愉快になってきた。
性格は穏やかで,のんびりやで落ち着いた猫で言う事なし。
玄ちゃんとの生活は穏やかで、静かだった。


玄ちゃんが来てから、家の中が賑やかになった。しかし遊んでやる事も出来ず,狭い家の中に一日中居らせるので,運動不足は否めない。   
不憫になって、玄ちゃんの兄弟がいればと思う様になって,又犬猫の譲渡会に出かける。 会場で先住猫にいじめられて、尻尾がちぎられた猫が再度新しい里親を捜しているのに出会って、多頭飼いの難しさを知る。
玄ちゃんと相性の良い子猫がいれば、考えようの積りだった。一周しているうちに、クロちゃんの姉妹は里親が決まって、もういなかった。他の猫達もそれぞれ決まって,クロちゃんだけ残っていた。おじいさんが、この子だけ残ってしまいましたと言って洗濯ネットに包まれている猫を抱いていた。
玄ちゃんが日本猫で、幸いにもクロちゃんも日本猫だった。
先住猫がいる場合は、相性を見るため一週間位ホームスティ制度がある。玄ちゃんと相性が良く、一緒に暮らせそうだったら、決まりだ。
玄ちゃんの弟になってほしいと願いながら、おじいさんからクロちゃんを受け取け取った時、両手を合わせた手の平の中にすっぽり入る位小さくて、グニャグニャ柔らかくフカフカ暖かかった。


家に連れ帰ってゲージの中にクロちゃんを入れて敷布を被せた。玄ちゃんは興味津々ゲージの周りを,行ったり来たりする。
数時間して、敷布の間から玄ちゃんとクロちゃんの目があった。クロちゃんは体全体を攻撃態勢にして玄ちゃんにツバを吐きかけ、威嚇する。その上,尻尾を総毛立てて,まるで瓶洗いのブラシそのものだ。
未だ生まれて二ヶ月になったばかりの子猫なのに、びっくりだ。玄ちゃんは全く動じない。
一日目、二日目、クロちゃんはゲージの中で過ごして,三日目にゲージを開けると、猛ダッシュさながら飛び出し部屋のあちこち隠れるところを探して、走りまわり棚の奥に治まった。
落ち着いた頃,玄ちゃんがクロちゃんを舐め舐めグルーミングしてやって一件落着、何とか巧くいきそうな気がしてきた。