雑感（夏休み 1)

七月二十日前後～九月初旬、小学校入学以来、歳を重ねた今でも、頭と身体は夏休みモードになって怠け癖が出て何もしたくない。

かって，睡眠時間を削って働かねばならなかった時には、どんな思いをして夏休みの時期を過ごしたのだろう？　全く思い出せない。

歳を重ねると、昨日，一昨日の事は憶えていないが，昔の事はよく憶えていると聞く。

私の場合、仕事に関する事は憶えているが、日常生活については殆ど記憶がなくて、周りの人に指摘されて『そうだったかなあ～？　当時そんな事言ったのかなあ～？』と思う位で、反省の仕様もない。

随分、傍若無人に仕事を求め，仕事をしていたのだろう。とにかく，お金に困っていたのは，事実だ。

お金が無くて恥ずかしいと思った事は，昔も今も一度もないが、唯『貧すれば鈍する』の自分が哀しい。おそらく、習い性になってしまっているのだろう。

今年の夏は猛暑で湿度が高い。最近は台風予報が始まりだすと湿気のせいで耳が詰まる。

聞こえにくいし話ずらいから、不快な雰囲気を撒き散らす感じ。困ったもんだ。

猫はクーラーが好きでない様だ。私自身はクーラーを余りつけないが、猫の為に暑かろうとクーラーをつけると、そそくさと部屋を出て行く。

猫を飼っての初めての夏で、猫の習性がわからないので部屋から出て行ったのを放っていたら、暑い場所でぐったりしている。　抱かれるのが嫌いな猫が，抱かれるからまた、びっくりする。

あわてて抱いて来て水を飲まそうとするが、飲む気が全くない。脱水症状になったら、犬猫クリニックへ

連れて行かねばならないので、不意の出費を思うと気がもめる事この上ない。

こんな事態を数回くりかえして、時代物の扇風機を二台まわしている。ところが，猫達はそれぞれ自分の好みの場所を見つけて、日がな一日食事の時以外寝て暮らす様になった。

何の事はない、涼しい場所を各自見つけている。

途切れ途切れだったが犬がいる生活を結構長く経験したし、犬に抵抗もなかった。

膝の激痛が多少治まった頃（膝は良くなったり，悪くなったりを繰り返しながら症状が悪化すると聞いていたし、手術以外、治る事はないと言われ、、、、）　また犬を飼ってみたいと思う様になった。

しかし犬には朝晩の散歩は欠かせないし、自分の体力に自信が持てなくて，諦めていた。

そんな時に思いかけず、不思議な縁で玄ちゃん（猫の名前）との出会いがあった。

5ヶ月後にクロちゃん（猫の名前）が、やって来た。

猫については何も知らなかった。猫と生活するのは想像すらしていなかった。

猫はきれい好き、朝起床したら何を置いても、まず猫のトイレの掃除，飲み水の交換をして一日が始まる。お陰で規則正しい生活に一変？。