puffpuff0001 年金生活者のブログ 雨のち晴れときどき竜巻

年金生活その他についての考察あれこれ

雑感(8月 アクシデント!?)



後期高齢者医療被保険者』と呼ばれるのは75歳からだ。おそらく統計上と医学的にみて、『後期高齢、、、、』と名付けられたのだろう。
名付けた人のセンスの良さに感心する。あまりにも老人の現状を理解している。
考えてみると、中学生の頃から不眠症で疲れ易く、持久力がなかった。
20歳過ぎて肋膜炎を患ってから数年置きに病気や手術を繰り返しえしながらも,必要に迫られて働く事が出来ていた。
身長、158cm,体重42Kg(ずっと体重は減る事はあっても、増える事はなかった)だったが、50歳を過ぎて短期間で体重が増えて、時に60Kg近くになった事もあった。
この頃、脳梗塞を発症、管理栄養士の指導を受けて、減塩、ダイエットを気にしながら、結局続かないで薬を服用。
~75歳未満まで,数年置きに入、退院を繰り返しながら普通の健康の人と同じ様に猛烈(?)に働き、旅行にも出かけた。
バンの様な車で片道7~9時間は普通で、行き先次第では、不眠不休状態の旅行もあった。
今、思えば無謀だが、その様な事も出来ていたと言う話。


ところが昨年、75歳になった途端、膝が痛くなって、歩けなくなった。余りの痛さに何もする気がない、食欲もなくスイカやブドウ等口当たりの良い物ばかり食べていたら、体重が一ヶ月くらいで8Kg減。
今は50Kg位だろう。いや以下かも?
手が老人特有の血管が浮き出た状態になった。体全体を見ても然り。見た目も、しっかり75歳以上。
最近湿気の多い時、耳が詰まって自分の声の大きさを測りかねる事があって、そんな時会話を楽しむ気分になれない。
また整形外科のお医者さまからO脚に、そろそろなり始めるかな?の状態だと診断された。
暑さのせいか、今年初めて下着のゴムの当たる所とレースの部分に赤いぶつぶつが出来て、あわてて皮膚科で薬を貰う。そんなこんな身体の変化で、病院通いが増えてしまう。
結果、私には2回、老いを自覚させられる機会があった事になる。
一回目は50歳過ぎて、老いの兆候(脳梗塞の発症)があった、忙しくもう少しで見逃すところだった。
二回目75歳過ぎて老いがはっきりと目に見える形で身体の変化を実感させられる日々と。


アクシデントは前触れもなく、本当に突然、、、、。75歳以上には何が起ってもおかしくない?。
当日、朝から太陽がカンカン照りつけて暑い日だった。クリニックは9時に始まるので8時半には到着したいとバスに乗る。
バスを降りて紛失して再発行して貰ったばかりの100円パスを納めようと後ろのバッグに手をまわした時????、、、、冷たい、何故? 濡れている!
嫌な予感、クリニックは2~3分の所、でも何が起ったか、家に帰って確かめたい、誰も気付かないうちに早く帰りたい。蟹の横歩きをして背中をコンビニに向けてにタクシーを呼ぶ、携帯の時代で助かった。
タクシーのドアが開いたら,真っ白いカバーが掛けてあるのが目に飛び込んできた。
汚したら拙いし、運転手さんにも気付かれたくなかった。咄嗟にナイロン製のエコバッグを敷いて座る、夢中だった。
スラックスは前は何ともなく、後ろはベルト通しの高さまで濡れている、80cm長さのチュニックの後ろ下半分も、これだけの面積を濡らすには相当の水の量だ。
尿だとすると自覚症状が絶対ある筈と確信?この際は願望だ。誰も見ていないので嗅いでみるが無臭、鼻がおかしいのかと冷蔵庫の物を引っ張り出して片端から臭いを嗅いで見る。鼻がおかしいでもない。
こんな事あり? 思い切り泣いて忘れたい、、、、でも一方で冷めた自分がいて『無駄な抵抗よ』と
言ってるようで、、、、。


これから先,こんなアクシデントが前触れもなく突然、しかも自覚症状が全くなく起きたら、どうしよう?、近所だったら、タクシーで帰って来られるが、市外だったら本当に困るだろう。
一ヶ月半ばかり、鬱々として過ごす。 
繰り返し当日の様子を思い出す、習慣で何処に出かけるにも、出発直前に必ずトイレをすませる。
バスの停留所は徒歩2~3分だが、乗りたいバスの時刻表より10分前に停留所に着くのを心がけているが、バスはたいがい遅れて来る。
バスの運転手と車内アナウンスは、危ないのでバスが止まってから、立ち上がって下さいと連呼しているのに、乗車の時は、未だ席に座っていないのに発車して、危ないなあ~といつも思う。
次の次の停留所で降りた途端のアクシデントだった。
バスに乗っている時間はたったの4分 、家を出てからバスを降りるまで何分かかったろうか? 
いくら考えても夢ではない、現実に起きた事。雑誌やテレビで見る『尿もれ』は、かわいい?
余りに大胆?面積が広過ぎる。自覚症状がなかったのが、不思議で悔しい。未だに信じられない、信じたくない。