puffpuff0001 年金生活者のブログ 雨のち晴れときどき竜巻

年金生活その他についての考察あれこれ

出会った人々(!7)



Rちゃんの結婚したのも、離婚したのも私は知らなかった。まあ、関心がなかったのだろう。おそらく
Rちゃんの年齢からするとうう~ん、私は小学生だったかも? 中学生かも?
私の年齢なんか、この際どうでも良い。
後年、何かの話のついでにRちゃんの離婚の話を聞いたのだと思う。
母の結論は、『誰にでも優しく親切な人は、主人に向かないと思う』だった。
Rちゃんの別れた主人は親や兄弟姉妹は勿論、親戚、近所の人達、知り合い、、、すべての老若男女に優しく親切なそうだ。
困った事に、優しく親切を愛情と勘違いさせるのか、勘違いするのか常時女性が主人の周りにいた。勘違いをさせた、勘違いをしただけなら害はない。
Rちゃんに子供が生まれて、暫くして猛者の某女性が自宅に来て居座ってしまった。Rちゃんは高校を卒業と同時に結婚して母親になったばかりで、20歳になるかならない時の事であった。
主人が呼び寄せたか、某女性が強引に押し掛けて来たのか聞いていない。
Rちゃん、生まれた子供、主人と某女性との奇妙な同居生活が始まった。いくら戦後の混乱期とは言え、これは酷過ぎる、民主主義になったとは言え、倫理に反する、聞いて呆れる、、、。


それでも、Rちゃんはこの状態を実家に知らせていない。回り回って伯父さん、伯母さんの耳に入って、二人とも怒髪天を衝く状態でRちゃんのもとへ駆けつけたらしい。
ところが、主人はRちゃんを優しく大事に子供を大層可愛がっていて、某女性を追い出す風もなく、普段通りで、伯父さん、伯母さんの言う事を聞く気がないと言うか、道理が通じない相手と言うか、無神経と言うか、ほとほと困って匙を投げた形になってしまった。
Rちゃんは若かった、伯父さん、伯母さん、誰が考えても人生やり直せる年齢だった。伯父さん、伯母さんが通い詰めて、やっと離婚にこぎ着けた。その間でも子供(A子ちゃん)は大きくなった。
Rちゃんは,実家に帰えれたが、主人がどうしても子供を手離さなかったのと、子供が父親に懐いていたので、伯父さん、伯母さんは取りあえず様子を見る事にしたそうだ。
ところが、2~3ヶ月もしないうちに、男手で子供を育てるのはやはり困難で限界があったのだろう。
父親が居ない時は子供一人が居るのを見かけると言う情報が伯父さん、伯母さんの耳に入って来た。
伯父さん、伯母さんは即駆けつけたが話がつかず,また通い詰めて孫を連れて帰る事ができた。
結局、父親が子供を手離なさないのと、子供が父親を慕うので、姓も親権も父親だけど、養育はRちゃん、実際は伯父さん、伯母さんが養育する事になった。
Rちゃんは離婚して、直に国の出先機関の役所に勤め始めていた。伯父さん、伯母さんは孫の世話に
PTA,子供会の役員をして大忙しの子育てをしていた。


Rちゃんの別れた主人は、『こちらに用があったから』『○○に行って、土産を持って来たから』等言っては出入りする。孫は父親に会えて喜ぶし、伯父さん、伯母さん気持ちとしては、けじめをつけたいが、孫の事を思えば別れた主人に来るなとも言えず対応に心痛していたらしい。
孫は高等学校の3年間,近くて便利と父親の家から通学した。
別れた主人の女性関係は相変わらずまめらしいが、子供にもまめなら、、、不思議な事もある。
たまたま、私が伯母さんの家に行ったら、別れた主人が来ていてびっくりした。
話に聞いていたRちゃんの別れた主人は普通、余りにも普通過ぎる人、二度びっくり。
女性関係は、見かけではないらしい?、、、、。


























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