puffpuff0001 年金生活者のブログ 雨のち晴れときどき竜巻

年金生活その他についての考察あれこれ

お金の話(34)



物忘れも酷くなる一方なのに、予定も約束も出来ない様な年に成って、ようやく、人様の事で理解出来たり、共感出来る様になった。余りにも遅過ぎた、迷惑もかけ放題、何ともお粗末な事ばかりだったので恥ずかしいと言うより呆れる、だからやっぱり忘れよう、精神衛生上よろしくない。
いや、言いたい放題、やりたい放題が自分には合っている様に思えてきた。
(周りの 皆さん、ごめんね。)

もし、今の私が働ける年齢で無職だったら、会う人たち、会う人たちに『いずれ正規雇用の仕事に就きたいと思っているけど、取りあえず今生活が出来ないので、短い期間でもよいので、働けるところに心当たりがあったら、紹介して下さい。』と言ってるだろう。


私が無職で困窮生活を送っていた時、自分から行動しなかった、困窮生活の実態を一人を除いて誰にも話さなかったし、相談しなかった。
あれほど両親が病弱の私を案じているのを知っておきながら、両親の気持ちを思うと、とても出来ないと思い込んでしまって、言葉にして表す事、態度で示す事を一切しなかった。
今、当時の自分を振り返ると、傲慢としか思えない。黙っていてはこちらの気持ちが伝わらない、言葉と態度で表さないと理解も、共感も、得られない。


私は無職の間に、行動をしなかった訳ではない。止むに止められず、一度だけ困窮をしている事を私なりに言葉にも出したし、行動をしたつもりだった。
別に私はお金や、物を期待していたわけではなかった。
共感とか、先の見通しとか、将来の希望とか何でも良かった。話が出来て、自分が前向きに生活をしたくなるような知識なり、考え方を教えてほしかった。
お金が無くて、おかしくなった自分を本来あるべき健康な心の自分になれる情報が必要だった。 


私だけかも?身体の具合が悪いとき、お医者さんに症状を訴える。お医者さんの対応次第で、帰りには
未だ薬を飲まないのに、病気が治った様に症状が軽くなる事がある。
今、東日本大震災の被災者の方々をはじめ、いろんな困難をかかえている年齢、性別を問わず苦しみ、悩んでいる方々と共通するものがある。
苦しみ、悩みは深い程、言葉に出す事、態度に表せないのだ。
お金や物も勿論大事だが、同じ位、心の奥に抱え込んだ苦しみや悲しみの話を聞いてくれて、なお共感してほしいのだ。自分ではどうする事も出来ないと思い込んでいるのだ。
だから明日からの希望と活力と勇気に繋がる期待が持てる情報やノウ、ハウを待っていると思える。
いやあ~、言葉、態度に表すのは本当に難しい。でも自分が変わる為に自分から発信しよう。


私は最初から、つまずいてしまった。期待した自分に、人を見る目がなかったと思わざる得なかった。
例えば『人の腹の痛さは、三年でも辛抱出来る』と言われている。
たまに人の腹の痛さなら三年どころか、一生でも平気で辛抱出来る人がいるなんて知らなかった。
ずばりそういう人に最初に当たってしまった。
先ず、腹の痛さを訴えても、聞く耳を持たない、当然わかろうともしない。自分の事しか興味も、関心もない人だった。思い切りパンチをくらった。
唖然とする。人は見かけ、仕事では、わからないもんだとつくずく思った。


でも、歳をとって考えてみれば『下手な鉄砲も数うてば当たる』で最初の人に懲りずに、がんがん人に
言葉や態度で示した方が良かったかな? 行動した方がはるかに良かったと思う。
『窮鳥懐に入れば猟師も殺さず』と言うではないか、世の中に最初の人ばかりではないと思う様にもなった。
無職から、仕事を始めようとした時、周りの人達に随分助けてもらった。
周りの人たちのお陰で、今の私がある、有難いと思う。パンチで返す様な人は、関わりを遠慮したい。やはり自分が自分を大切に、自分を幸せにしなければと思う。
遅まきながら『情けは人の為ならず』を実行しよう(?)、、、、。今度は人の話を、聞く番だ。