puffpuff0001 年金生活者のブログ 雨のち晴れときどき竜巻

年金生活その他についての考察あれこれ

お金の話(31))



昭和39年=1964年~平成27年=2015年
私は今年76歳になる予定だ、この歳になると何が起こってもおかしくないので、全て予定になる。
とにかく物忘れが酷くなった。一番酷いのは、電話中とか、普通に話している間に、一瞬回線が切れた様に何を話していたのかわからくなって続きが出ない。相手も驚くが自分も驚く。
最近このタイプの忘れ方が多くなった。そのせいか、人が話をしているのを遮って話す、思い付いた時話さないと、二度と思い出さないかもしれない。迷惑をかけるが、他の人が心配してくれる程、私自身は心配してない。忘れるくらいだから、大事な事ではない筈?、、、。
先日も、去年6月やっとの思いで更新した免許証を無くしたと思って心当たりに片っ端から電話をして警察にまで迷惑かけた。
三月二日、運転はしないが不自由で困る。 仕方が無いので、更新料を3,600円、写真を持って警察署に申請にいくと写真が6ヶ月を過ぎているので、不可。三月五日薬を貰いに、久しぶりに薬用の鞄を手に取ると、免許証が落ちた。良かったあ~。¥3,600出さなくて済んで。


話は全く違うが、何時忘れるのかわからないので、書き留めておこうと思う。
(私自身の個人的な拙い経験と独断と偏見の老婆心ですのでお気を悪くされたなら、どうかお忘れ下さいませ。)
地方の正規雇用で私が働いていた昭和30年代と比べると、現在は、労働条件が効率優先になって、経済的、社会的な事情と絡んで正規雇用、定期雇用、パート、、、等いずれの職種も格段に激務だと思う。
ウイークデイに小高い所から見ると、後数十分で明日になろう夜中の時間に、官庁らしき建物、事業所、病院など明かりが煌煌とついている。道路では、社名の入った自動車も行き交う。
普通なら寝入っている時間に、未だ働く人々がいるんだと思う。また、今から家に帰って、また出勤すると何時間寝た事になるのかな? とも思う。
こんな真夜中、明かりが煌々とした風景はおよそ50年前には見られなかった。


4~5年前に電話帳から名前を外してもらった。電話帳に載ってない筈なのに昼間、北は北海道から南は鹿児島まで電話で商品のセールスがある。
最近は、おばさん?らしき中年のご婦人まで老人向けに電話でセールスする。誰も彼も皆、一生懸命働いているのだ。
私も、もう少し若かったら働きたい、自分で働いて得たお金は、何にも変え難い。
収入の多少に関わらず、職業に関わらず自分の働いて得たお金は、自分を人間らしく自信と勇気と自由をもたらす。
健康であってこそ働ける、私は言いたい、『どうぞ、ご自分を大切に、決してご自分を粗末になさいません様に。』


現在、正規雇用で働いて居られる方の中には、男性、女性を問わず退職、転職を考えている方が居られるかもしれません。理由は、それぞれだろう。
あくまで想像だが、一つには膨大な仕事量と効率が求められて時間的な余裕がなさ過ぎるのではなかろうか?  時間的に余裕のなさすぎは、職場の人間関係だけに関わらず、本人自身の人生観や家庭生活
に知らず知らずのうちに影響を及ぼす。
50数年前の職場の雰囲気とは全く違って、パソコン等の導入で、勝手がはるかに複雑になっいる様だ。想像以上に変化のスピードが速いのでしょう



何年かおきに就職氷河期はあったが、以前に比べて最近の雇用側の要求、傾向が違ってきたと思われて仕方がない。
こんな大変な時代に、厳しい就職活動を乗り越えて多くの人たちの中から選ばれて職場に就いたでしょう。だからこそ今日まで頑張って来た時間が貴重だし、勿体ない、大切にしてほしいと思う。

私は長い一生の中で自分の選んだ仕事を辞める事の、重要性の認識がなかった。
若かった頃の私は無謀で、あまりにも世間知らずだった。その上、傲慢だった。