puffpuff0001 年金生活者のブログ 雨のち晴れときどき竜巻

年金生活その他についての考察あれこれ

涙(4)

私は小さい頃から、人見知りがひどくて泣いて幼稚園に行かず母をずいぶん手こずらせた。とうとう母が根負けして行かなくてすんだ。
昭和21年 小学校入学、民主主義教育が始まった第一期生である。 小1~3年、集団生活に馴染めず友達もつくれず楽しくなかった、だから学校には行かない日が多かった。 
小4~6年の学校生活は、義務教育と高校生活を合わせた9年間の中で最低だった。


授業はグループ学習のオンパレード。 これが、民主主義教育?
グループを作って、リーダーを選出して、議長、書記を決める。
グループ毎に『テーマ』を決める。 リーダーの指示で各自、調べてグループの中で発表しあう。
さらに、代表が学級全体に発表するのだ。更にグループ毎の内容について全体で討論するのだ。はあ~
理科とか社会科ならあり得るが、国語、算数にいたっては、勉強の出来る子が、出来ない子に教えるのだ。
先生役の友達には申し訳ないが、私は家で予習、復習をしないので、わからない所がわからないから質問は出来ない。もう、放っておいてほしかった。
皆で一緒に学力向上を目指し、自分で考え、自主性ある人間になる為とか、、、。


このグループ学習の発表、議長、書記、発言などが、まわってくると学校を休んでいた。休んでばかり居ると、グループの空気が読めなくて,次第にグループのお荷物的存在になっていくのが自分でもわかっていた。
さすがに『グループのお荷物的存在』を自覚すると、へこんだ。 へこんだ原因が自分にあったので始末が悪い。 
特に、学期初めのグループ替えは憂鬱で、憂鬱で、、、。こんな時休んで、翌日か翌々日学校に行ったら女子二人、男子一人どのグループからも引き取り手がなくて、三人で結成されていたこともあった。
学校にも家でも居心地が悪かった。
もう、泣くしかない!