素敵なお二人

朝のかたずけが終わって、お茶でも飲もうとチャンネルを回していると、　V6の岡田准一さんと天才バイオリニスト五嶋龍さんが対談中。

一番旬なお二人じゃあないですか、　初めから聞きたかった。とても残念。

私（当時22歳）肋膜炎を患って一年間、ぶらぶら療養中、（読書は治療に差し支えるので禁止）こっそり読んだ吉川英治シリーズのなかに『太閤記』があった。いろんな人物が登場するが　『黒田官兵衛』は特に印象に残っていた。

岡田准一さんは V6のメンバーとしか知らなかったので、NHKの大河ドラマで主役『軍師官兵衛』を演ずると決まった時、へえ～？という感じがした。

途中からなので、いきさつはわからない。　　ちょうど五嶋さんが『けがをする事はありませんか？』と岡田さんに尋ねるところから見たので、『いいえ、けがをしない身体を訓練でつくる様にしています。』と答えていた。

岡田さんは、普段から西洋と東洋の武術の習得に励んでいる様だ。

今の若い人は歌手淡谷のり子さんを知らないと思うが、その人が年をとってけがをしない様に、転び方を習うために日舞のお師匠さんの所に通っていますと雑誌に載っていた様な記憶がある。

岡田さんの話と通ずるものがありそうだ。

お二人がそれぞれ、真摯に自分の生き方を悩み考えて努力してきた事を認めながら、さらに仕事だけでなく人間として成長していきたい様な事を語っていた。　　　　　

お互いに相手の目をまっすぐに見ながら率直に語る様子に好感がもてる。

最後、バイオリンとピアノのコラボもよかった。お二人の活躍に目が離せなくなった。

長生きはするもんだ、楽しみが増えた。