puffpuff0001 年金生活者のブログ 雨のち晴れときどき竜巻

年金生活その他についての考察あれこれ

年金生活(5 )



頼んでいた炊飯器が届いた。美味しいご飯を食べられる様になって嬉しい。
戦後、日本中のほとんどの家庭は白いご飯を食べる事は出来なかった。見る事もなかった。
今でこそ健康志向、糖質制限などで穀類、麦を食べているが、当時の穀類、麦は似ても似つかぬ
動物の餌かと思う位食べにくいひどいものだった。
保存方法や精製の方法が悪かったのかも、、、。
今思えば立派な有機(オーガニック)?
雑炊や代用食の時代を過ぎてお米が流通し始めたが、子供ながら外米の味には慣れる事はなかった。
昭和30年代(1955年代~)に入った頃から日本全体が落ち着いて、ようやく白いご飯が食べれる様になった、と同時に子供向きのおかずが食卓に並ぶ事もあった。
相変わらず『米穀通帳』なる物を居住が移転する場合は移転先に持って行っていた。


白いご飯自体が美味しいので、ごま塩、ふりかけ、生卵のかけご飯、バター一片をのせて醤油をかけただけのご飯、塩むすび、醤油の焼きむすび、味噌の焼きむすび、わかめのむすび、梅干しのおむすび、、、、いずれの食べ方も美味しい。
お腹を満たすだけの当時の事情を思えば上等だった。


自戒を込めて、あえて言うなら白いご飯自体が美味し過ぎる、便利で手軽る、食べ飽きる事が
ないから日常化し易い。
節約、倹約しても二進も三進もならない藁をもつかむ心境にある時、ご飯さえ用意すれば何がなくとも食べられると言う事は一瞬人を幸せにする。
白いご飯を食べる一瞬だけ悩みから解放される。
習慣病に対する食生活の重要性が盛んに取り上げられる時代になって来た。
白いご飯だけの食生活は健康上、良くない事は誰もがわかってきた。
だけど食生活だけでなく、他の状況でも悪い時に限って選択肢がないので、その時考えられる精一杯の事を最優先にするしかない。
いろんな事をわかったり、知って辛い事もある。
最近シニア向けの雑誌の購読を始めて、今の私はわかろう、知りたいと自分から行動しないと自分の生活が出来ないし、守れないと思う様になった。