チコ(2)
獣医の先生には『犬は立派に生きています。立派と言う言葉をあえて使いますが、本当に辛抱強くて、飼い主の期待に一生懸命答えようとします。最後の最後迄いじらしい程頑張りますから、無理させないで』とアドバイスを受ける。
2013年1月 チコ(満15歳4ヶ月)舗装されない地面を走ったり、草原でボールを追って走り回る事
はしなくなった。普段通り自分で戸を開けて好きな部屋で寝ていたり、庭を歩いている
飛び上がる、飛び降りる事が出来なくなってブロックで階段をつくる。
2~3月 全体的に動作がゆっくりになる。部屋の隅、テーブル、椅子の下に潜る格好でおる。
すきな散歩も途中で引き返すようになった。
4月 目が見えなくなった様だ、明るい方向はわかるみたい。車に乗る事を嫌がる様に
なって毎年の定期予防注射(パルボ等の混合)はパス。
5~6月 フィラリアの予防接種もパス。散歩に連れ出すと一生懸命歩こうとする。
まっすぐに歩けないが、尻尾でガードレールや草木に触れながら進む。
人間の杖(つえ)の代わりを尻尾がしているのだろう。
7月 時計の針が回る反対方向に くるくる回る様になった。方向転換が出来なくて物や
壁に鼻をつけたまま進めないと悲しそうに小さくキュンキュンなく、認知症と診断さ れた。
それでも立ち上がろうとするので介助する、フラフラしながら自分の力で歩き たがって、雨の日でもトイレは外でする。日々耳が聞こえなくなった。
マッサージをすると気持ち良さそうに身体をのばす。こんな事しか出来ない、、、。